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講義名 医学英語
代表ナンバリングコード BRM1CM0030
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
受講定員の有無 なし
授業公開 なし
履修年次 1年次
2024年度カリキュラム ナンバリング

担当教員
氏名
◎ 岡本 悦司

到達目標 ・国際疾病分類(ICD)に含まれる傷病名を和文英文両方で理解・記憶する
・診療報酬点数表に記載された診療行為を英文で表現できる
・医療分野で頻用されるアルファベットの略語のフルスペルと意味を理解する
・医師が診療録に記載する内容を和文のみならず英文でも理解できる
・医師と患者の英語でのやりとりを理解できる
授業概要 英語力に強い診療情報管理士を育成することを目標とする。
診療情報管理士試験(3年生後期の2月頃)の医学関連出題の1割を占める医学英語に正答できる単語力に加え,医学英語検定4級にも合格できる読解力を目標をとする。講義内容は医英検の予想問題を中心に進める。
全ての語学の学習がそうであるように,スペル,発音を記憶する努力が求められる。とりわけ医療現場では略語が頻用されるのでそうした略語のフルスペルを記憶しなければならない。記憶と理解を助けるため単語のなりたちを語源から説明する教育法をとる。
また医学英会話を習得するため,現在のコロナ禍を予言したと評判の医学サスペンス映画"Pandemic"をYouTubeで視聴(全編無償公開)して理解する。
授業計画
授業内容
第1回循環器(11~15頁)
第2回呼吸器(16~21頁)
第3回消化器(21~30頁)
第4回泌尿器生殖器(30~36頁)
第5回代謝・内分泌(36~42頁)
第6回神経,感覚器(43~51頁)
第7回骨格系(52~56頁)
第8回皮膚・感染・寄生虫(57~61頁)
第9回精神医学(61~65頁)
第10回乳腺,妊娠・分娩・周産期(65~67頁)
第11回医学・医療(68~71頁)
第12回医療職,医療機関・施設(72~74頁)
第13回医療行為,業務(75~79頁)
第14回疾病,病態(79~82頁)
第15回診療情報管理・診療記録(83~85頁)
準備学習(予習・復習等)の内容とそれに必要な時間 (毎回の授業時間前に行うべき予習)
YouTubeで全編無償公開されている医学サスペンス映画Pandemicの指示された部分(5~10分,字幕あり)を視聴し英語のセリフを理解する。
(毎回の授業時間後に行うべき復習)
授業で学んだ医学用語を語源をふくめて復習して暗記する。
評価方法(割合) 単位認定・・・期末試験[持ち込み不可,マークシート式](100%)
成績評価・・・期末試験と小テストのうち良い方の得点(小テストは素点,期末試験は得点調整の可能性あり。小テストは出席確認もかねる。欠席が3分の1以上だと得点にかかわらず単位認定されない)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 毎回出す宿題(YouTubeの映画視聴の内容)は次の講義時の小テストで出題し,次次回の講義で内容を解説する。しかし各個人への小テストの成績通知は行なわない。
テキスト 【書名】診療情報管理Ⅱ医学・医療用語編【著者】基礎課程小委員会【出版社】日本病院会【出版年】2016
参考書・参考資料等 日本医学英語検定試験3・4級教本(メデカルビュー社)2015(ISBN978-4-7583-0442-9)
メッセージ 毎年6月頃実施される医学英語検定の受験は必須ではないが,講義前半(10回)は本試験4級を意識して講義するので受験することが推奨される(単位認定とは無関係)。締切りは通常4月末(写真必要),受験料5000円。合格者には教育後援会より合格奨励金が支給される。
https://www.medicalview.co.jp/JASMEE/index_c34.php
教員との連絡方法 メールアドレス:okamoto-etsujiアットfukuchiyama.ac.jp
講義,会議以外は研究室でいつでも可
担当教員の実務経験 有(横須賀米海軍病院において英語による臨床研修を受けた)
備考 コロナ禍を予言したと評判になっている"Pandemic(2007年米映画)"をYouTubeで視聴(全編無償公開)して医学英会話を学習する。
https://www.youtube.com/watch?v=R9sDbS-zG_w
他科目との関係性 医学の専門用語を学ぶが,会話という点では英語やTOIEC科目とも共通する。
卒業認定・学位授与方針との関連
◎特に関係性が深い、○関係性が深い
関連性
【2020年度】地域実践の基盤となる基礎学力、基礎技術力をもつ人財
【2020年度】地域の現実のデータを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成と評価ができる人財
【2020年度】地域経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、地域経営学の知見や技術を応用・活用して、地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財。公共経営、企業経営、交流観光等の分野で活躍できる人財
【2020年度】医療福祉経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、地域経営学の知見や技術を応用・活用して、地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財。診療情報管理士の資格取得を目指しつつ、医療福祉経営等の分野で活躍できる人財
≪2017~2019年度≫学んだ知識と国際的視野をもって地域社会や様々な現実の場で実践し応用できる人財(グローカリスト)
≪2017~2019年度≫地域力の推進役(キーパーソン:リーダー、マネージャー、コーディネーター)として活躍できる人財
≪2017~2019年度≫地域経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、企業活動の活性化、地域社会の再生・活性化等を目指して、多様な地域の継続的事業体の基本を学び、これを活用できる人財、とくに経営概念を主軸とした公共経営系、企業経営系、交流観光系に関する人財
≪2017~2019年度≫医療福祉経営学科は、診療情報管理士(日本病院会等の認定資格)の資格取得を目指しつつ、医療機関・福祉施設と企業経営との経営の共通性と相違性等を学び、将来はその経営に参画できる人財、医療福祉を通して地域に貢献できる人財
評価基準
列1
期末試験(得点調整がある場合は調整後の得点)と小テスト(15回分の正答率。欠席回は0点)のうち高い方の得点が90~100点
期末試験(得点調整がある場合は調整後の得点)と小テスト(15回分の正答率。欠席回は0点)のうち高い方の得点が80~89点
期末試験(得点調整がある場合は調整後の得点)と小テスト(15回分の正答率。欠席回は0点)のうち高い方の得点が70~79点
期末試験(得点調整がある場合は調整後の得点)と小テスト(15回分の正答率。欠席回は0点)のうち高い方の得点が60~69点
不可
期末試験(得点調整がある場合は調整後の得点)が60点未満(この場合小テストの成績は考慮しない)
放棄
欠席が3分の1以上又は期末試験受験せず