CampusPlan Web Service
Help
ウインドウを閉じる
シラバス参照
講義名
数学基礎
代表ナンバリングコード
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
2
受講定員の有無
なし
授業公開
科目等履修・聴講
履修年次
1年次
2024年度カリキュラム ナンバリング
24.BA1AD001.
担当教員
氏名
◎ 前田 一貴
到達目標
・高等学校までで学んだ数学を具体的な問題に応用することができる。
・大学での今後の学びの基礎となる数学的思考力、論理的思考力を身につけ、運用することができる。
授業概要
数学は現代社会のあらゆる分野で現象の分析・推測のための技術的な基盤となっており、経営学、情報学もその例外ではない。専門的な学びにおいて、ひとたび、数学の必要性に遭遇しても、それまでに学んだ経験がなければ限られた時間で学び直すことは困難なことである。とくに高等学校や大学の教養課程で学ぶ数学は、その時点では必要性を感じずとも、これからの多くの学びにおいて、その基礎として重要な役割を果たしている。この講義では、諸君が高等学校で学んだ数学の理解度を確認しながら、今後の大学での学びに必要となる基礎的な数学を、現実の事象を題材として学んでいく。具体的には、1次関数、2次関数、指数関数と対数関数、微分法と積分法、および数列と漸化式を扱う。
授業計画
回
授業内容
第1回
数について:有理数と無理数、無限という概念
第2回
1次関数と連立1次方程式:損益分岐点、需要と供給
第3回
2次関数:基本事項と利益の最大化問題
第4回
2次方程式:因数分解と解の公式
第5回
指数関数:複利計算1
第6回
対数関数:複利計算2
第7回
微分法1:定義
第8回
微分法2:公式
第9回
微分法3:関数の増減と極値問題
第10回
積分法1:定義、区分求積法と総和公式
第11回
積分法2:微分積分学の基本定理
第12回
数列1:等差数列、等比列数と総和公式
第13回
数列2:簡単な漸化式
第14回
数列3:ローンの返済計算
第15回
数列4:より複雑な漸化式と数理モデル
準備学習(予習・復習等)の内容とそれに必要な時間
(毎回の授業前に行うべき予習)
資料をWebClassで事前に配布するので、読んでおくこと。(60分)
高等学校までの数学の内容を復習しておくとより理解が深まる。
(毎回の授業終了後に行うべき復習)
授業内容と演習問題を復習すること。(120分)
(その他)
学んだことが身の周りでも活用できないか、考える習慣を身につけること。
具体的に様々な事例の計算をするには手計算では大変で、コンピュータの助けを借りる必要がある。今後のためにもコンピュータを用いた計算法にも興味をもってほしい。
評価方法(割合)
授業中の演習課題 (30%)
期末試験 (70%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
授業中の演習課題により理解度を確認のうえ、次の授業でコメントし、授業内容に反映させる。
テキスト
資料を配付する。
参考書・参考資料等
尾山大輔、安田洋祐、改訂版 経済学で出る数学――高校数学からきちんと攻める、日本評論社、2013
高校の数学の教科書を持っていれば、それも参考になる。
メッセージ
高等学校の数学はもしかしたら無味乾燥に感じられたかもしれませんが、実際の数学は社会で多彩な応用を持っています。こうした切り口から数学の楽しさが伝われば幸いです。
教員との連絡方法
maeda-kazuki@fukuchiyama.ac.jp までメールをしてください。可能な状況ならば研究室へお越しいただければよいですが、その場合も事前にメールをいただけると確実です。
担当教員の実務経験
-
卒業認定・学位授与方針との関連
◎特に関係性が深い、○関係性が深い
関連性
地域経営学部
〈2024年度以降〉教養:地域社会の生活者に求められる健全な市民感覚と倫理観を育む豊かな教養を獲得すること
○
〈2024年度以降〉知識:地域経営学の体系を構成する4つの領域(公共経営、企業経営、交流観光、医療福祉経営)から、一つ以上の領域の知識を修得すること
〈2024年度以降〉技術:上記4領域を学ぶための方法や調査研究のためのスキルを取得していること
〈2024年度以降〉思考力:上記4領域のいずれかの領域において、専門的・学術的に深い鍛錬を積み、高度な思考力を獲得していること
〈2024年度以降〉判断力:地域社会がローカルレベルで直面している課題を、ナショナルレベルとグローバルレベルの状況との関連において理解し、課題の本質について的確に捉えることができる判断力を獲得していること。
〈2024年度以降〉実践力:地域経営学の知識・技術・思考力・判断力を活用して、地域社会の様々なアクターと協働しながら地域課題を解決できる実践力を獲得していること。
【2020~2023年度】地域実践の基盤となる基礎学力、基礎技術力をもつ人財
○
【2020~2023年度】地域の現実のデータを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成と評価ができる人財
【2020~2023年度】地域経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、地域経営学の知見や技術を応用・活用して、地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財。公共経営、企業経営、交流観光等の分野で活躍できる人財
【2020~2023年度】医療福祉経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、地域経営学の知見や技術を応用・活用して、地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財。診療情報管理士の資格取得を目指しつつ、医療福祉経営等の分野で活躍できる人財
≪2017~2019年度≫学んだ知識と国際的視野をもって地域社会や様々な現実の場で実践し応用できる人財(グローカリスト)
○
≪2017~2019年度≫地域力の推進役(キーパーソン:リーダー、マネージャー、コーディネーター)として活躍できる人財
≪2017~2019年度≫地域経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、企業活動の活性化、地域社会の再生・活性化等を目指して、多様な地域の継続的事業体の基本を学び、これを活用できる人財、とくに経営概念を主軸とした公共経営系、企業経営系、交流観光系に関する人財
≪2017~2019年度≫医療福祉経営学科は、診療情報管理士(日本病院会等の認定資格)の資格取得を目指しつつ、医療機関・福祉施設と企業経営との経営の共通性と相違性等を学び、将来はその経営に参画できる人財、医療福祉を通して地域に貢献できる人財
情報学部
〈2024年度以降〉情報学実践の基盤となる堅固な基礎学力、基礎技術力
○
〈2024年度以降〉データを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成や評価に関する知識
〈2024年度以降〉情報システムやアプリケーションの開発等により、地域社会を支える情報基盤を構築する技術
〈2024年度以降〉人工知能技術やエンタテインメント技術を用いて、地域社会に貢献する力
〈2024年度以降〉情報学の知見や技術を応用・活用して、様々な分野で活躍できる力
【2020~2023年度】情報学実践の基盤となる堅固な基礎学力、基礎技術力を持つ
○
【2020~2023年度】地域の現実のデータを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成と評価ができる
【2020~2023年度】情報システムやアプリケーションの開発等により、地域社会を支える情報基盤を構築できる
【2020~2023年度】人工知能技術やエンタテインメント技術を用いて、地域社会を豊かにできる
【2020~2023年度】情報学の知見や技術を応用・活用して、公共経営、企業経営、交流観光、医療福祉、防災等のまちづくりに貢献できる
評価基準
列1
秀
授業で扱った数学を具体的な問題に適用し、解決することができる。
優
授業で扱った数学と具体的な問題の関係を理解している。
良
授業で扱った数学の内容を理解している。
可
授業で扱った数学の内容をある程度は理解している。
不可
授業で扱った数学の内容を理解していない。
放棄
出席回数が10回に満たない。