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講義名 コンピュータプログラミングII
代表ナンバリングコード BII1IF0020
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
受講定員の有無 なし
授業公開 科目等履修・聴講
履修年次 1年次
2024年度カリキュラム ナンバリング 24.BF1AF005.

担当教員
氏名
◎ 倉本 到
河合 宏紀
藤井 叙人
田中 彰一郎

到達目標 ・Python特有のデータ型・関数記述に対応したプログラミングができる。
・様々なライブラリの導入・使用方法を習得し、自ら作成するプログラムに応用できる。
・基礎的な数理データ処理をPythonプログラムとして作成できる。
・HTTPに代表される通信技術の基礎を学び、その処理をPythonプログラムとして作成できる。
・複数タスク処理技術の基礎を学び、その処理をPythonプログラムとして作成できる。
授業概要 コンピュータプログラミングIIでは、コンピュータプログラミングIで学んだプログラミング言語Pythonを用いた基本的なプログラムを書くための技法を拡張し、また実際に利用されているライブラリやパッケージ群を用いることで、より大規模で応用的なプログラムを書くために必要な知識を得る。また、それを用いたプログラムが書けることを目指す。
授業計画
授業内容
第1回CP1の復習:変数・演算・制御構文
第2回関数呼び出しの応用:再帰・引数と戻り値
第3回データ型(1):シーケンス型(リスト,辞書)
第4回データ型(2):pythonにおけるデータ型の取り扱い
第5回数理データ処理(1):統計処理
第6回数理データ処理(2):機械学習の初歩
第7回オブジェクト指向(1):考え方
第8回オブジェクト指向(2):モジュールとパッケージ
第9回HTTP/JSON(1):WebAPI の利用
第10回HTTP/JSON(2):正規表現による情報の活用
第11回HTTP/JSON(3):HTTPサーバ
第12回スレッド(1):マルチタスク処理
第13回スレッド(2):OpenCVによる動画像処理
第14回ソケット通信(1):TCP/UDP
第15回ソケット通信(2):サーバ(リッスン処理)
準備学習(予習・復習等)の内容とそれに必要な時間 (毎回の授業前に行うべき予習)
教科書のうち、各回に相当する部分を読んでくること。できれば、その中に書いてあるソースコードを自分で書いて実行してみること。

(毎回の授業終了後に行うべき復習)
各回で学習したプログラミング言語の要素を使って、様々なプログラムを書いてみること。

(その他)
学習した要素が実世界では、どのような要素に対応しうるかを常に考えること。
評価方法(割合) 期末課題(100%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 試験終了後、解答をWebClassで共有する。また、成績については希望者に開示する。
講義中に示した問題/課題の回答は次回講義中に解説する。
テキスト 【書名】独習Python
【著者】山田 祥寛
【出版社】翔泳社
【出版年】2020
【ISBNコード】978-4798163642
参考書・参考資料等 その他の参考書は講義中に適宜示す。
メッセージ プログラミングはある程度慣れると、効率よく行うことができます。その一端を感じられるように一緒に頑張りましょう。
教員との連絡方法 オフィスアワーを設けています。研究室前に掲示したMail等へ連絡もしくは在室時に直接面談。
備考 ・講義中、特段の理由がない限り私語は禁じます(質問は歓迎です)。飲物は周辺の迷惑にならない程度に可。
・講義中に実際の動作を確認することができると学習効率が高まるため、また、引き続き実施される演習でも利用するため、講義時にはノートパソコンを持ってくること。
・ちょっとしたことや、恥ずかしくて先生に聞きづらい内容などを先輩に相談できる「プログラミング相談室」を開室していますので、ぜひ利用してください。
他科目との関係性 【先修】本科目で学ぶプログラム技術は「コンピュータプログラミングⅠ」で学んだ内容の発展であり、同科目の内容を理解していることが期待される。
【関連】プログラミングスキルを修得するため「プログラミング演習I」を履修すること。
プログラムが計算機上で動作する様子は「計算機アーキテクチャ」で取り扱う。
【深化】プログラミング言語がどのようにコンピュータ上の動作として扱われるかの技術的側面は「プログラミング言語処理系」で学ぶ。プログラムを用いて問題を解くための手順に関する理論は「アルゴリズム論」で学ぶ。プログラムを用いた種々の計算は「数値解析」「シミュレーション工学」で学ぶ。
卒業認定・学位授与方針との関連
◎特に関係性が深い、○関係性が深い
関連性
地域経営学部
〈2024年度以降〉教養:地域社会の生活者に求められる健全な市民感覚と倫理観を育む豊かな教養を獲得すること
〈2024年度以降〉知識:地域経営学の体系を構成する4つの領域(公共経営、企業経営、交流観光、医療福祉経営)から、一つ以上の領域の知識を修得すること
〈2024年度以降〉技術:上記4領域を学ぶための方法や調査研究のためのスキルを取得していること
〈2024年度以降〉思考力:上記4領域のいずれかの領域において、専門的・学術的に深い鍛錬を積み、高度な思考力を獲得していること
〈2024年度以降〉判断力:地域社会がローカルレベルで直面している課題を、ナショナルレベルとグローバルレベルの状況との関連において理解し、課題の本質について的確に捉えることができる判断力を獲得していること。
〈2024年度以降〉実践力:地域経営学の知識・技術・思考力・判断力を活用して、地域社会の様々なアクターと協働しながら地域課題を解決できる実践力を獲得していること。
【2020~2023年度】地域実践の基盤となる基礎学力、基礎技術力をもつ人財
【2020~2023年度】地域の現実のデータを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成と評価ができる人財
【2020~2023年度】地域経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、地域経営学の知見や技術を応用・活用して、地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財。公共経営、企業経営、交流観光等の分野で活躍できる人財
【2020~2023年度】医療福祉経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、地域経営学の知見や技術を応用・活用して、地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財。診療情報管理士の資格取得を目指しつつ、医療福祉経営等の分野で活躍できる人財
≪2017~2019年度≫学んだ知識と国際的視野をもって地域社会や様々な現実の場で実践し応用できる人財(グローカリスト)
≪2017~2019年度≫地域力の推進役(キーパーソン:リーダー、マネージャー、コーディネーター)として活躍できる人財
≪2017~2019年度≫地域経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、企業活動の活性化、地域社会の再生・活性化等を目指して、多様な地域の継続的事業体の基本を学び、これを活用できる人財、とくに経営概念を主軸とした公共経営系、企業経営系、交流観光系に関する人財
≪2017~2019年度≫医療福祉経営学科は、診療情報管理士(日本病院会等の認定資格)の資格取得を目指しつつ、医療機関・福祉施設と企業経営との経営の共通性と相違性等を学び、将来はその経営に参画できる人財、医療福祉を通して地域に貢献できる人財
情報学部
〈2024年度以降〉情報学実践の基盤となる堅固な基礎学力、基礎技術力
〈2024年度以降〉データを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成や評価に関する知識
〈2024年度以降〉情報システムやアプリケーションの開発等により、地域社会を支える情報基盤を構築する技術
〈2024年度以降〉人工知能技術やエンタテインメント技術を用いて、地域社会に貢献する力
〈2024年度以降〉情報学の知見や技術を応用・活用して、様々な分野で活躍できる力
【2020~2023年度】情報学実践の基盤となる堅固な基礎学力、基礎技術力を持つ
【2020~2023年度】地域の現実のデータを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成と評価ができる
【2020~2023年度】情報システムやアプリケーションの開発等により、地域社会を支える情報基盤を構築できる
【2020~2023年度】人工知能技術やエンタテインメント技術を用いて、地域社会を豊かにできる
【2020~2023年度】情報学の知見や技術を応用・活用して、公共経営、企業経営、交流観光、医療福祉、防災等のまちづくりに貢献できる
評価基準
列1
すべての講義内容に対し、適切に回答(プログラム及び概念の説明が)できている。
すべての講義内容に対し回答できており、その大半は適切である。
ほとんどの講義内容に対し回答できており、その大半は適切である。
講義内容の半数以上に回答できており、そのどれもが一定の水準以上である。
不可
講義内容のうち、回答できていたのが半数に満たない。
放棄
出席回数が10回に満たない。
期末試験を受験していない。