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講義名 計測工学
代表ナンバリングコード
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
受講定員の有無 なし
授業公開 科目等履修・聴講
履修年次 2024年度以降入学生1年次・2023年度以前入学生1・2年次
2024年度カリキュラム ナンバリング 24.BF1AN002.A

担当教員
氏名
◎ 池野 英利

到達目標 ・計測技術の基礎となる物理、化学計測方法を知る
・単位、誤差、精度など、計測技術の基本を理解する。
・センサ、アンプ、A/D変換器など計測技術の基礎技術を理解する。
・計測技術の活用、応用分野を知る
ことを到達目標とする。


授業概要 身の回りのさまざまなモノやデバイスに接続されたセンサから取得できるデータをインターネットを介して収集し、これらを分析することで、事象の効率化や新たな価値やサービスの提供を可能とする IoT (Internet of Things、モノのインターネット) が注目を集めている。我々の身の周りの環境を理解する上でも、工場において製造品の品質を確保していく上でも、センサによる計測、さらにそのデータの処理技術は極めて重要である。本講義では、計測技術の基礎とその活用分野を知り、情報技術との関連を理解する。
授業計画
授業内容
第1回オリエンテーション
第2回測定と計測の基礎
第3回物理量の単位、SI組立単位
第4回測定の誤差と精度
第5回長さの測定、角度と面の測定
第6回質量、力、圧力の測定、流速と流量の測定
第7回衝撃と材料硬さの測定、振動試験
第8回センサとセンシング
第9回最新の計測とデータ処理(外部講師による招聘講義)
第10回計測信号のアナログ処理
第11回A/D変換とD/A変換
第12回到達確認テストとその解説
第13回計測信号処理の基礎
第14回周波数領域における信号処理
第15回データの近似と補間
準備学習(予習・復習等)の内容とそれに必要な時間 (毎回の授業前に行うべき予習)
前回授業の振り返り
関連参考資料を読んだり、関連情報を調べること。

(毎回の授業終了後に行うべき復習)
課題レポートの作成、提出。
授業で講じたテキストの範囲をもう一度読んでおくこと。

評価方法(割合) 適宜「理解度レポート課題」を実施(計40点)
中間、期末に試験を実施(60点)
合計100点(100 %)        
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 「理解度レポート課題」、中間試験を踏まえ、学生の理解度を確認しつつ、還元すべき事項について次回授業のなかで説明する。
テキスト 【書名】計測システム工学の基礎
【著者】松田康広、西原主計
【出版社】森北出版
【出版年】2020年
【ISBN】 978-4-627-66444-9
メッセージ 様々な情報を得る上で計測は極めて重要な技術であり、その基本的な考え方、方法を理解する。
教員との連絡方法 オフィスアワーを設けています。Mail等へ連絡もしくは在室時に直接面談。
担当教員の実務経験 -
備考 講義中、特段の理由がない限り私語、飲食、着帽、無断退室、携帯電話の操作を慎むこと。
他科目との関係性 【背景】データサイエンスに限らず、物理量を取得し情報として扱うための基本はセンサによる計測である。
【発展】不確実なデータの取り扱いの基礎は「確率統計」で学ぶ。計測システムを実装する一例は「組込みシステム」で学ぶ。
【深化】計測したデータに応じて対象システムを操作する技術は「制御工学」で学ぶ。
卒業認定・学位授与方針との関連
◎特に関係性が深い、○関係性が深い
関連性
地域経営学部
〈2024年度以降〉教養:地域社会の生活者に求められる健全な市民感覚と倫理観を育む豊かな教養を獲得すること
〈2024年度以降〉知識:地域経営学の体系を構成する4つの領域(公共経営、企業経営、交流観光、医療福祉経営)から、一つ以上の領域の知識を修得すること
〈2024年度以降〉技術:上記4領域を学ぶための方法や調査研究のためのスキルを取得していること
〈2024年度以降〉思考力:上記4領域のいずれかの領域において、専門的・学術的に深い鍛錬を積み、高度な思考力を獲得していること
〈2024年度以降〉判断力:地域社会がローカルレベルで直面している課題を、ナショナルレベルとグローバルレベルの状況との関連において理解し、課題の本質について的確に捉えることができる判断力を獲得していること。
〈2024年度以降〉実践力:地域経営学の知識・技術・思考力・判断力を活用して、地域社会の様々なアクターと協働しながら地域課題を解決できる実践力を獲得していること。
【2020~2023年度】地域実践の基盤となる基礎学力、基礎技術力をもつ人財
【2020~2023年度】地域の現実のデータを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成と評価ができる人財
【2020~2023年度】地域経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、地域経営学の知見や技術を応用・活用して、地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財。公共経営、企業経営、交流観光等の分野で活躍できる人財
【2020~2023年度】医療福祉経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、地域経営学の知見や技術を応用・活用して、地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財。診療情報管理士の資格取得を目指しつつ、医療福祉経営等の分野で活躍できる人財
≪2017~2019年度≫学んだ知識と国際的視野をもって地域社会や様々な現実の場で実践し応用できる人財(グローカリスト)
≪2017~2019年度≫地域力の推進役(キーパーソン:リーダー、マネージャー、コーディネーター)として活躍できる人財
≪2017~2019年度≫地域経営学科は、地域社会の多様な主体に関心をもち、企業活動の活性化、地域社会の再生・活性化等を目指して、多様な地域の継続的事業体の基本を学び、これを活用できる人財、とくに経営概念を主軸とした公共経営系、企業経営系、交流観光系に関する人財
≪2017~2019年度≫医療福祉経営学科は、診療情報管理士(日本病院会等の認定資格)の資格取得を目指しつつ、医療機関・福祉施設と企業経営との経営の共通性と相違性等を学び、将来はその経営に参画できる人財、医療福祉を通して地域に貢献できる人財
情報学部
〈2024年度以降〉情報学実践の基盤となる堅固な基礎学力、基礎技術力
〈2024年度以降〉データを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成や評価に関する知識
〈2024年度以降〉情報システムやアプリケーションの開発等により、地域社会を支える情報基盤を構築する技術
〈2024年度以降〉人工知能技術やエンタテインメント技術を用いて、地域社会に貢献する力
〈2024年度以降〉情報学の知見や技術を応用・活用して、様々な分野で活躍できる力
【2020~2023年度】情報学実践の基盤となる堅固な基礎学力、基礎技術力を持つ
【2020~2023年度】地域の現実のデータを収集・分析し、地域社会の持続と発展のためのシナリオ作成と評価ができる
【2020~2023年度】情報システムやアプリケーションの開発等により、地域社会を支える情報基盤を構築できる
【2020~2023年度】人工知能技術やエンタテインメント技術を用いて、地域社会を豊かにできる
【2020~2023年度】情報学の知見や技術を応用・活用して、公共経営、企業経営、交流観光、医療福祉、防災等のまちづくりに貢献できる
評価基準
列1
設問に適切に答えている。
設問に答えている。
設問に答えていない箇所がある。
設問に答えていない箇所が多いが、最低限の水準を満たす。
不可
設問に答えていない。
放棄
出席回数が10回に満たない。